健康づくりのための「熱中症予防セミナー」開催!

7月24日(日)石川県文教会館において主催NPO法
人熱帯スポーツ・健康科学研究所、共催NPO法人石川
県ウオーキング協会、特別協賛大塚製薬株式会社で健康
づくりのための「熱中症セミナー」が開催された。

■写真は森田正光さん

講演1ではお天気キャスター森田正光さんの「近年の異
常気象と天気予報」と題してのお話は、こども電話相談
での蟻は何本足か?蟻は走っているのか?歩いているの
か?雪、霜、雲の漢字の話!!
雲の字の雨の下の云は地上から水蒸気が登る意味!つま
り上昇気流は雨!で下降気流は晴!これが、天気予報の
基本でありそれを現したのが天気図であるという。

近年の温暖化と異常気象は太平洋東岸のエルニーニョ
(スペイン語で男に子の意味。海面の温度が高くなるこ
と)とラニーニャ(同じく女の子の意味。海面温度が低
温になること)の影響によるもので上昇気流で豪雨にな
り降下気流で干ばつになっている。エルニーニョとラニ
ーニャは交互にやってきている。また、GDPのUPに
よる気温の上昇も統計により証明されている。

■写真は森田正光さんの講演もよう

講演2では金沢学院大学スポーツ健康学部教授の平下政
美さん(NPO法人熱帯スポーツ・健康科学研究所代表)
は熱中症の起こる仕組みを説明、おこる場所は1)屋外
作業など2)草取り3)スポーツ4)屋内の順であり今
年は特に節電の影響もあり室温28度の室内で起こる可
能性が多くなると解説。
熱中症予防のためには1)暑さに慣れる(慣れるには21
日位かかる)2)スポーツなどする前に水分補給3)室
内28度のオフィスワークでも1日900mlは水分補給する
こと。
熱中症になったらまず救急車を呼び、頭、足を少し上げ
て、顔に霧吹きなどで水をかけて内輪であおぐこと、意
識があれば水分補給するなど詳しいお話でした。

この夏ウオーキングの時も一番吸収のはやいスポーツド
リンク水分補給で熱中症のないように気をつけましょう。

■写真は平下政美教授の講演もよう

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