IWA「辰巳ダムと末浄水場を歩く」が開催された!

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IWA「辰巳ダムと末浄水場を歩く」が開催された!

6月23日(日)石川県ウオーキング協会は内川スポーツ広場発着の「辰巳ダムと末浄水場を歩く」を75名の参加者で開催した。

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開会式に先立ち元橋美津子さんの指導でストレッチを行い、大路孝之石川県ウオーキング協会会長の挨拶、小松隆リーダーのコース説明をして9時40分ごろスタートした。

■写真は開会式あいさつする大路会長と参加者

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■写真は県立埋蔵文化センターをスタートする参加者

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最初は石川県埋蔵文化センター重要文化財などを保管しており展示品などを見学した。目指す犀川ダムの水渕・相合谷トンネル手前で列詰め休憩し、トンネルを通り犀川ダムに到着、見学休憩で集合写真撮影した。

■写真は水渕・相合谷トンネルの参加者

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〇辰巳ダム(たつみダム)

金沢市犀川本流中流部に建設され石川県が施工を行う県営で、高さ51.0メートルの重力式コンクリートダムで、平成12年(2012)に完成した。
昭和50年(1975)年より計画が進められ当初は上水道目的など多目的ダムとして計画されていたが、その後の水需要の変化などにより計画が縮小され、現在は洪水調節目的に特化した穴あきダムで、補助治水ダムである。

■写真は辰巳ダムの参加者

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最後の目的地末浄水場で係員の説明を聞きながら見学した。

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〇金沢市営 末浄水場

昭和7年(1932)に完成した金沢市営の浄水場で、緩速濾過方式を採用した施設である。犀川中流部の金沢市寺津町を源とする寺津用水が水源。
ろ過池などの開設当初の設備が現在でも使用されており、昭和60年(1985)5月27日に近代水道百選に選ばれ、平成13年(2001)に沈澱池、ろ過池などが登録有形文化財に登録されている。

また、浄水場内には昭和7年1932年に設けられた庭園(末浄水場園地)があり、前庭には泉水や噴水施設などから構成されている。開設当初の近代的な造園技術を取り入れており、これが芸術上の価値が高いものとして、平成22年(2010)に水道施設としては初めて名勝の指定を受けた。

■写真は末浄水場の参加者

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蒸し暑かったが気温が低く曇空で梅雨時期にしてはベストコンディションでアップダウンのある変化にとんだコースを楽しみ午後12時40分ごろゴールした。

■写真は滝亭付近の参加者

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■写真はゴールする参加者

撮影協力:広野正芳 氏