IWA、KWA共催「越前禅定道・白山平泉寺を訪ねて」が開催された!②

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IWA、KWA共催「越前禅定道・白山平泉寺を訪ねて」が開催された!②

7月29日(日)石川ウオーキング協会、小松ウーキング協会共催の「越前禅定道・白山平泉寺を訪ねて」をえちぜん鉄道勝山駅発着を100名の参加者で開催した。大阪からも1名参加された。

■写真は拝殿に向かう参加者

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〇国遺跡白山平泉寺(へいせんじ)の概要

人々に恵みの水をもたらす白山は、古くから信仰の対象でした。その白山信仰の越前での拠点として、養老元年(717)に泰澄によって開かれたと言われているのが白山平泉寺です。
一帯は、最盛期の戦国時代には8000人もの僧兵がいたと伝えられ、当時の日本では最大規模の宗教都市となり繁栄します。しかし、天正2年(1574)に越前一向一揆勢に攻められ、全山焼失しました。

■写真は拝殿

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〇御前峰御本社

白山の主峰である御前峰の神を祀り、見事な昇り龍と降り龍が軒を支えている。現在の建物は、寛政7年(1795)に、12代福井藩主松平重富が寄進したもの。

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■写真は御前峰御本社

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〇白山三禅定道

白山への登山道の始まりは修行者などが登るために作られた道で、この道は「禅定道」と呼ばれました。「禅定道」は加賀、越前、美濃の三方向から整えられ、それぞれ「加賀禅定場」は加賀馬場で白山比咩神社、「越前禅定道」は越前馬場で平泉寺白山神社、「美濃禅定道」は美濃馬場で長滝白山神社です。それぞれ白山信仰の拠点となりました。

■写真は三禅定道地図

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社務所には、室町時代に作庭された回遊式枯山水庭園で国の名勝である「旧玄成院庭園」があり、見学することができる。(見学料50円)

■写真は社務所と枯山水庭園

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13:15に歴史探遊館まほろばスタートし、菩提林を下り越前大仏でかき氷で体を冷やし、藩政期の雰囲気の残る商店街を経由して予定通り勝山駅にゴールした。

■写真はスタートする参加者

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■写真は日本の道百選菩提林・石畳

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予報気温が36度の中休憩を多く取り、水適切な分補給で数名は援護車に乗ったが、熱中症になることもなく全員ゴールした。
■写真は越前大仏でかき氷

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■写真は藩政期の雰囲気中の参加者

□白山平泉寺ホームページ

*写真は500ピクセルの写真がダウンロードできます。原画ご希望の方はIWA事務局にメールにてお知らせください。メールにて送付致します。

(完)